こんにちは。今回は中国の初代皇帝であり、中国の礎ともなった秦を作り上げた始皇帝について書いていきたいと思います。今連載中のキングダム面白いですよね~。
世界史の中で彼は何を成し遂げて、どんなふうに語られているのか。
逸話や歴史の流れを述べていきたいと思います。ぜひ学習の参考にしてください。
- 始皇帝の生い立ち
- どのような人物だったか
- 秦の統治で行ったこと
- 死に際
始皇帝の生い立ち

キングダムを見たことがある方は知っているのではないでしょうか。
彼のもとの名は「政」といい、戦国時代の中国では人質が他国に出されることがあり、
彼の父親も趙に人質にだされていました。政はその趙で生まれました。
秦の王家の一族であったため、趙ではいじめも受けていたそうです。
13歳のときに父親が早死にしたため秦にもどり王となりました。
しかしながら、戻った秦では肉親である母親が、ほかの男と出来ており、
そいつと組んで政を暗殺する計画を立てました。
起こった政は激怒し、男を処刑し、母親を幽閉。彼の心は壊れてしまいました。
そこから彼は権力を求め、手段を問わず他国を併合していきます。
ちなみに始皇帝に対する暗殺計画は数回あり、有名なもののとして「荊軻の刺客」があります。
荊軻(けいか)は斉の公子であり、秦の暴政に反乱し、秦の首都咸陽に向かいましたが、
捕まり計画は失敗し、処刑されます。
このエピソードは司馬遷の「史記」に記されていますので良かったら調べてみてください。
どのような人物だったのか
彼は生い立ちのこともあるのか残虐な一面がありつつも、指導者として真面目な一面もあります。
勤勉な性格である彼は一説に、仕事の量を同じにするため天秤に書類を置き、左右等しく分けて、
昼と夜働き、終わるまで寝なかった。というエピソードがあります。
それと同時に自分の命令が忠実に実行されることを強調しました。ある伝説によれば、彼は大臣に対して「命令が実行されなければ、その者は死刑に処される」と警告したと言われています。
また当時の中国では占星術が盛んにおこなわれており、それで国の未来などを占っていました。
始皇帝も占星術に熱心であり、天文にも関心を持っていました。
そして迷信深くもあり、陰陽師などを呼んで風水や占いをし、彼らの意見をよく聞いていました。
始皇帝は統一後、権力を維持するために全国を巡幸し、自らが地方に赴いて、自らの権力を誇示するとともに、
万里の長城や彼の陵墓の建設、兵馬俑など、多くの人を使って自らの成果を示しました。
彼の死後に建設が中断した阿房宮などもそのうちの一つです。
全国の巡幸は彼が死ぬ、五回目まで行われました。

秦の統治で行ったこと
続いて彼が秦の統治で行ったことを大まかに見ていきましょう。
秦は国を統治するにあたって、効率よく国を治めるには「法」の力が必要だと考え法家を雇った。
代表的な人物として孝公に仕えた商鞅や、始皇帝が起用した李斯が挙げられる。
彼らの意見を聞きながら秦は富国強兵につとめた。
まず彼は貨幣を統一した。戦国時代では各国が独自の通貨を使っており、ばらばらであったが
円の形をして真ん中に穴が開いている、半両銭に統一した。
次にものの長さや、重さをはかる単位である度量衡を統一。
続いて文字も秦の小篆を採用した。現在の漢字のもとである。
政策として、国内では郡県制を採用した。
これは中央から派遣した役人に地方をおさめさせる制度であり、封建制から変更した。
給料も土地から現金に変えて裏切りをへらした。
国外に対しては北にいた遊牧民族、匈奴から国を守るため長城を建設した。
そしてあまり褒められることがない政策である、焚書坑儒も始皇帝は行った。
始皇帝は儒教が嫌いであったとされ、中国のバラバラである思想を統一するためにも
生活に関係する「農業」「医薬」「占い」以外の本を焼き捨てた。
また自分に逆らう学者を生き埋めにするなど(460人あまり)強硬に統一した。
死に際
彼は不老不死を強く望んでました。
そのため始皇帝は方士(ほうし)と呼ばれる道教の道士たちと密接な関係を持っていました。
彼らは不老不死の薬を探すために活動していましたが、その中でも特に有名な方士は徐福(じょふく)です。
始皇帝は徐福に命じて不老不死の薬を探す旅に出させました。帰ってくることはありませんでしたが…
そして水銀入りの薬を飲むと不老不死になれるというのを聞き、服用していました。
水銀は体に毒ですがそんなこと当時の人は知りません。
そんな生活もたたって、紀元前210年頃49歳の若さでこの世を去りました。
まとめ
いかがでしょうか。まだ多くのエピソードがありますが、始皇帝は残酷な人物にも見えますが
それは幼少期の経験からかもしれません。
母親に裏切られたら何も信じることが出来なくなります。
しかしながらやりすぎな部分もあります。
人間いろいろありますね。見えないところで苦労してます。
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